学校を辞めたいと悩んでいる友人

大学生活

思っていたのと違う

大学では新しく友達も出来たのですが、その友達の1人が大学を辞めたいと悩んでいます。
理由を聞いてみると勉強に追いつけないと言うのです。
その友人は高校時代は学校内でもトップクラスの成績だったらしいのですが、大学の勉強となると高校以上に難しい内容なので、その4分の1ほどがまったくわからないと言うのです。
確かに大学の学部でも薬学部は簡単な授業内容の学部ではありません。
薬学部に入るだけでも相当の勉強をしないといけないので大変です。

私としてはせっかく大学に入ったばかりであり、学費も払っているので、今辞めるのはもったいないと思っています。
しかし薬学部は6年間の大学での授業があり、入学したばかりの1年目から授業内容がわからないというのではこの先厳しいのも現実でしょう。
またその友人は辞めた先のことは未定であり、就職しようかとぼんやりと考えている程度であり、辞めたとのことも不安が多いです。

そのまま大学を辞めてしまうのはとてももったいないことです。そのためただ辞めるのではなく、アメリカなどの海外の大学に編入するのも一つの手ではないかと思います。
辞めたい理由の中には勉強についていけないというだけではなく、環境があっていないことも考えられます。
そんな時、日本の大学ではなく海外の大学に編入することで違った一面が見られるようになるかもしれません。

ただしあくまでも決めるのは自分自身。
大学を辞めないでこのまま続けていけば、授業に追いつくのに大変であり、それに全ての時間を取られて大学生活を楽しめないかもしれないです。
大学を辞めれば辞めたで、その先どうするかも決まっていないので大変でしょう。

ただし決断するなら早い方がいいかなと思います。
このままだらだらと2回生になれば、さらに選択肢は狭まってしまうのは確実です。

薬学部の現状

私は今回の友人の相談を受けて、どうしてそのようなことになるのか、少し調べてみました。
薬学部は最近では私立大学では定員割れが起こっており、学生確保に困っているようです。
そのために、本来は学力が低くて入学できないような人も大学に入れてしまうようです。
本来は薬学部は6年間あり、その6年間をしっかり学べば国家試験に合格でき、薬剤師になれるように作られています。
しかし、学力の低い学生は留年したりして、追加の学費を払ってくれるので、私立大学にとっては良い生徒となってしまうようです。

この状況をふまえて、今のままの友人は進級は難しい状況ではないかと思われます。
もしもこのまま大学にいても留年を繰り返して学費だけ支払い、いずれは退学することとなり、時間を無駄にしてしまうのかもしれません。

現在は私立の薬学部では卒業できる学生は多くて7割程度であり、残りの3割は留年して卒業できないようです。
友達も勉強して追いつけないようなら早い段階から見切りを付けて次のステップに進むのが最も良いのかもしれません。
今の段階で授業で躓いている様子では、いずれ退学するという可能性は十分あるのでしょう。
仮に6年間を終えて国家試験を受けたとしても、そのような状況では合格するのも難しいのかもしれません。

参考サイト ***
アメリカ留学・大学進学・編入について -NCN米国大学機構-
薬剤師になるには -薬剤師のメゾット-